日々草想

やわらかい風が 森と出逢い 鳥と虫と響きあう 「木の音」「土の音」「森の音」「根の音」 日々の出逢いのひとりごとをつぶやいています

2022年08月

ゴザの上で刈り取りした生葉を丸く丸く手揉みします。ゆっくりゆっくり。だんだん柔らかくなり粘りが出て、香り立ち、藍の色素が際立ってきます。手の平や爪が藍に染まり、なんともいえない至福感。完全乾燥させて発酵までの道のり。まだまだ先は長いから、一緒に最後までが ...

藍の花芽がつく前の一番刈り取り作業が始まりました。か弱く心配だった藍の茎葉が丸々肥えて、立派な収穫を得られました。親の心配をよそに子は育つ!ですね。過保護に育ててお詫びと反省そして感謝。素晴らしい成長に誉れです。 ...

宮崎へ帰ってきたら清々しいお顔の朝顔が咲いていました。ツルが巻きつくところを探しながらも元気に待っていてくれました。そしてお客様からのお葉書がポストから「おかえり」と待っていてくれました。心あたたまるお葉書と草花たちに元気をもらって、早速長崎のご注文製作 ...

展示会の最終日。宮崎の草木染めに囲まれて過ごした1週間を回想していました。宮崎の森をさりげなく優しく存在そのもので顕わしてくれました。全て花ではなく葉や枝で染色しています。こんなに個性豊かな優しい色を秘めて、全てと調和している不思議。自然とはいのちそのもの ...

長崎展示会最終日の9日。閉幕後に平和公園へ慰霊祈念式に向かいました。77年前の今日。忘れないでください。伝えてください。慰霊碑に手を合わせました。原爆資料館へ行き、爆心地公園では小さなこどもたちが精霊流しの御霊への歌を歌っていました。純真無垢なこどもたちの明 ...

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